• 【特典付】不運な奴ら 【予約:2026年4月下旬~5月上旬刊行予定】
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【2026年4月下旬~5月上旬刊行予定:順次発送】

11,000(税込)

販売期間 2026年01月26日12時00分~ 2026年04月01日00時00分
販売期間外の商品です
  • システム商品コード
    :000000000680

商品説明

【2026年4月下旬~5月上旬刊行予定】
※入荷次第、順次発送いたします。

■時代を先取りしていた作家、B・S・ジョンソンによる函に収められた小説
『不運な奴ら』は、『老人ホーム 一夜の出来事』『トロール』等で知られるB・S・ジョンソンによるきわめて実験的な作品です。
スポーツ記者である主人公の、若くして病死した親友の記憶を綴ったこの物語は、
27のパーツ(小冊子、たった1ページというものもあります)を函に収めるという異色の造本で英語版、ドイツ語版が製作されました。
27の小冊子のうち、最初と最後に読むパーツは著者ジョンソンによって決められていますが、残りをどういう順番で読むかは読者の自由。
読むたびに文字どおり異なる読書体験ができる、たぐいまれな小説です。

■美麗な函入り特装本
日本語版も英語版やドイツ版と同様の特装本として発売いたします。
日本語版の装丁と本文設計を、数多くの小社刊行物の装丁を手がけられている柳川やながわ貴代たかよさんにご担当いただきました。
スリーブに収められた特装函は、銀の箔押しが施されたシックなデザイン。
函を開けると紙で包まれた27(+1、これは訳者によるあとがきです)のパーツが現れ、物語の扉を開くときの胸の高鳴りを感じる仕様になっています。

■担当編集者コメント
本作の27のパーツを読む順番は、最初と最後のみ、著者によって指定されていますがそれ以外は、どこからどんな順に読むかは読者にゆだねられています。
スタイルは奇抜ではありますが、作品は決して奇をてらったものではなく、「真摯しんし」という言葉が相応しい小説であるというのが担当編集者の抱く思いです。
スポーツ記者である書き手が、かつて親友夫妻と住んでいた町を仕事で訪れるのですが、
そこでサッカーの観戦記事を書く彼の脳裏には、若くして病死した親友の思い出が切れ切れに浮かび上がります。
現在と過去は同等で、その同時性、その混淆こんこうと欠落を、アトランダムに函に入れることで著者は表現しているのです。
人間のもろい生を見事に描き上げた、問題作です。

■予約特典もご用意
ご予約購入の特典として、パーツを持ち運びする際に便利な「オリジナル封筒」と、読んだお話をチェックできる「既読チェックシート」をお付けします。

唯一無二の読書体験を味わえるまたとない機会です。みなさまのご予約をお待ちしております!
受注販売作品につき、ご予約の上ご購入いただくことをおすすめいたします。

■B・S・ジョンソン(B. S. Johnson)
1933年、イギリス、ロンドン生まれ。ロンドン・キングズ・カレッジ卒業。
デビュー作でT・S・エリオットに認められ、グレゴリー賞を受賞。
その後、次々に実験小説風の作品を発表し、三作目の『トロール』でサマセット・モーム賞を受賞。
ジョイス、ベケットの後継者として脚光を浴びた。創作活動は、小説のみにとどまらず、戯曲や詩にも及ぶ。
映画・TV作品も手がけ、自ら監督も務めた。
1968年には、世界短編映画祭でグランプリを受賞。
73年、ロンドンの自宅で自死。

■若島正(わかしま・ただし)
1952年京都府生まれ。京都大学大学院修士課程修了。英米文学研究者。京都大学名誉教授。
詰将棋作家、チェス・プロブレム作家としても有名。
2002年『乱視読者の帰還』が第2回本格ミステリ大賞、04年『乱視読者の英米短編講義』が第55回読売文学賞を受賞。
他にも『盤上のパラダイス』等の著書があり、訳書にナボコフ『ロリータ』等がある。
アンソロジストとしても編訳書多数。

■書誌情報
書名:不運な奴ら(ふうんなやつら)
著者:B・S・ジョンソン
訳者:若島正
判型:特製函入り・四六判
定価:10,000円+税
ISBN:978-4-488-01153-6
装丁:柳川貴代
本文設計:柳川貴代